リアコと混同しやすい言葉「リア恋」「ガチ恋」「ファン」「オタク」「推し」「夢女子」「夢思考」の違いを説明します。
リアコと「リア恋」の違い
リアコもリア恋も「リアルに恋してる」の略のため、基本的には「リアコ」と「リア恋」に違いはありません。
ただし、以下のような一部の違いはあります。
・リアコには「リア恋している人」という意味もある。
・リアコでは「リアコすぎる」と表現するが、リア恋では「リア恋すぎる」と言わない。
リアコと「ガチ恋」の違い
ガチ恋は、「ガチで恋してる」の略です。
「リアルに恋してる」と「ガチで恋ている」とで同じ意味になります。
使われ方としては多少違いがあり、「ガチ恋」は、相手が男性女性にかかわらず使われます。
それに対して、「リアコ」は、相手が男性の場合に使われることが多いようです。
単語の最後がコのため、女性の名前のようなイメージがあり、女性が使うことが多くなっているのかもしれません。
実際には、コは「子」ではなく「恋」のことのため、男性が使っても間違いではありません。
リアコと「ファン」の違い
「ファン」は、芸能人やスポーツのチームなどを熱心に応援する人などを指します。
fanatic(熱狂的信者)という英単語が由来。
「ファン」は、チームを対象にすることや、恋愛対象でない性別が相手になることもある通り、特定の人に対する恋愛感情の有無は関係ありません。
リアコは、特定の人やキャラクターに対して恋愛感情を抱いていることが前提のため、その点で、「ファン」と違います。
ちなみに、韓国語ではファンのことを「ペン」といいます。
リアコと「オタク」の違い
「オタク」は、何らかの対象に対して強いこだわりがあり、時間やお金を惜しみなく使う人のことです。
対象は、芸能人やキャラクターなどの人物だけではなく、モノやサービスなどに対しても使われます。
リアコは、特定の人やキャラクターに対して恋愛感情を抱いていることが前提のため、その点で、「オタク」と違います。
リアコは、人やキャラクターに対してのみ使われる言葉であり、「オタク」がモノやサービスに対しても使われるという点でも異なります。
リアコと「推し」の違い
「推し」は、アイドルや俳優、二次元キャラクターなど、特定の人が好きで応援活動をしており、その対象のことを指します。「推し」は、恋愛感情の有無は関係ありません。
モノやサービスに対して使われることもあります。
リアコは、特定の人やキャラクターに対して恋愛感情を抱いていることが前提のため、その点で「推し」と違います。
参考:なぜリアコになるのか?よくあるリアコになる理由やきっかけ
リアコと「夢女子」の違い
「夢女子」は、好きなアイドルや俳優、二次元キャラクターとの恋愛を妄想する女子のことです。
とくに、二次元キャラクターを対象にすることが多い。
リアコは、リアルに恋してる人ですが、妄想するという意味合いは含まれていません。
そういった点で「夢女子」と違います。
また「夢女子」が女性に限定されているという点でも異なります。
リアコと「夢思考」の違い
「夢思考」は、好きなアイドルや俳優、二次元キャラクターとの恋愛を妄想する思考のことです。
とくに、二次元キャラクターを対象にすることが多い。
「夢女子」がそういった思考の女性を指すのに対し、「夢思考」は思考そのものを指します。
リアコは、リアルに恋してる状態の意味もありますが、妄想するという意味合いは含まれていません。
そういった点で「夢思考」と違います。
ちなみに、夢思考のある方は、好きな対象とのツーショットの絵を描いたり描いてもらったりしています。そういったツーショットの絵のことを「夢絵」「カップリング」「CP」といったりします。
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