人気アイドルや、二次元のキャラクターに本気で恋するのが「リアコ」です。
中にはガチ勢もいて、あらゆる手を使って近づいたり、好意を伝えるリアコもいます。
そんなリアコたちの最終的な末路がどうなっているのか気になりませんか?
今回はリアコの末路を、元リアコ勢の経験談を元に徹底解説します!
結末は悲惨?!リアコ経験者から見るリアコの末路
「元リアコ」の筆者から、リアコだった時のエピソードをいくつか紹介します。
リアコのために彼氏と別れたが、最終的に推しが結婚し孤独に
「彼氏と一緒にいる時間」より「リアコのことを考えている時間」の方が長く、愛おしく感じてしまい、私から彼氏を振りました。
彼氏とうまくいっていなかったわけではなかったので、彼氏は驚いていたし、ヨリを戻したいとせがまれたが、当時の私は聞く耳を持たず、ヨリを戻すことは考えられなかったです。
絶対推しの彼女になると思っていたのに、最終的に朝のニュースでリアコの結婚報道を見て、自分が推しにとって恋愛対象ではなく「ただのファンだった」ということを思い知りました。
精神的にボロボロになったし、彼氏もいないし、誰に頼って良いか分からなくなりました。
しばらく、何にも手につかず、ずっと泣いていたのを覚えています。
推しの理想的な女性を目指した結果、精神が不安定に
推しがインタビューで「スリムな女の子が好きだな」っていっていたのをきっかけにダイエットを決意。
しかし、無理なダイエットをして、精神的に不安定になってしまい、病院で診てもらったところ、摂食障害と診断されました。
当時の私は、「骨と皮」の状態でも、自分は太っていると思っていました。
今思うと、まともな神経とは思えません。
推しの一言で、精神を病み、気づけば推しのことを考える余裕がなくなって、自然とフェードアウトしましたが、この経験から推しに夢中になりすぎるのは良くないと思っています。
何事も程々が1番です。
10年リアコし続けた結果、婚期を逃した。
初めて「推し」ができたのは30歳の時でした。
気付いたら彼が載っている雑誌を買い占め、出ているテレビを全て録画し、コンサートは全通という「彼一色」の生活になっていました。
私が40歳の時、推しが結婚し、頭が真っ白になりました。
推し活には諦めがついたものの、40歳という年齢もあり、結婚どころか、恋人もできない状況になってしまったんです。
推し活はとっても楽しいけれど、もっと自分のことも考えてあげれば良かったと思っています。
楽しいだけじゃない!リアコの現実
経験者が語っているように、推し活は楽しいだけではありません。
リアコの末路を見ると、ほとんどの人が悲しい結末を迎えています。
ここではリアコが直面する現実を紹介します。
成就する可能性がとても低い
リアコが成就する可能性は限りなく低いことを頭に入れておきましょう。
そもそも推しが自分のことを「認知」してもらう可能性ですらかなり低いので、自分の気持ちは一方通行だと思ってください。
よく「一般女性と結婚」というニュースも見ますが、その「一般女性」も元アイドルとか元モデルであるケースが多く、完全な一般人ではないケースがほとんどです。
成就させたいなら、自分も芸能界に身を置くくらいの覚悟が必要でしょう。
成就させる方法は以下を参考にしてください。
「推し」と比較してしまい、恋人に求めるハードルが上がる
リアコの対象になるアイドルや2次元キャラクターは、完璧なビジュアル、抜群のスタイル、優しい性格など、まさに「完璧」な人物です。
しかし、そんな人は現実には簡単に見つかりません。
そのため、恋人が欲しいと思っても「顔がもうちょっと良かったらな」、「身長が自分の理想とは違う」など理由をつけ、なかなか恋人ができない傾向にあります。
そもそもリアコ枠のような人はほとんどいません。
あまり理想を求めすぎないことも大切です。
我に返った時にはすでに手遅れになっているケースも
婚期を逃してしまった私のケースのように、現実的に物事を見られるようになった時にはすでに手遅れになっているケースもあります。
推しが出演しているテレビを見たり、推しが載っている雑誌を読んだり、コンサートに行って推しからファンサをもらったりなど、推しからの「供給」は胸がドキドキして舞い上がってしまうものです。
しかし、推しの結婚報道や熱愛報道を知ってから、リアコをやめて現実を見た時には結婚適齢期をすぎてしまい、婚活が難航するパターンもあります。
推しとに結婚は成就しないものだと思ってください。
推しは応援する気持ちが1番心地よく推せます。
推し活をしながら、しっかり自分の人生についても考えるようにしましょう。
推し活は楽しくするのが1番!自分の人生を大切にしよう
今回はリアコの現実を、リアコ経験者からの体験談も含めて紹介しました。
推し活は楽しいのが1番です。
リアコ以上に、自分の人生を1番大切にしてくださいね。