漫画やアニメが大ヒットし、劇場版『無限列車編』では日本歴代興行収入第1位を記録した『鬼滅の刃』
鬼殺隊の最高位の剣士である柱に、14歳という異例の若さで上り詰めた時透無一郎。大活躍した「刀鍛冶の里編」でファンになった方も多いことでしょう。
そんな無一郎のリアコすぎるシーンを紹介していきます。
無一郎のリアコすぎる特徴
14歳で霞柱になった無一郎。
まだあどけなさが残る可愛らしい外見とは裏腹にドライな性格をしており、非戦闘員である刀鍛冶を見下したりと冷ややかな言動が目立ちます。
遠慮のない物言いで主人公・炭治郎と衝突することもありました。
しかし、それは悲しい過去により記憶を失っていたことが原因で、鬼との戦いや炭治郎たち仲間との関わりの中で、徐々に記憶を取り戻し、本来の優しい性格へと変わっていきます。
外見と性格のギャップ、過去、そして天才的な剣術の強さで鬼と戦う姿から目が離せなくなる人物です!!
無一郎のリアコすぎるシーンTOP5
5位から順番に紹介していきます。
5位:お館様のお話を遮ったら駄目だよ
第5位は主人公・炭治郎と柱たちの初対面シーンです。
炭治郎の処分について話し合いを終わらせようとするお館様
お館様「では柱合会議を…」
炭治郎「ちょっと待ってください!! その傷だらけの人に頭突きさせてもらいたいです絶対に、禰󠄀豆子を刺した分だけ絶対に!!!」
隠「黙れ!!黙っとけ‼」
炭治郎「頭突きなら隊律違反にはならないはず…」
隠「黙れ!!指はがせ早く‼」
スッと石に指を這わす無一郎
ビシビシビシィ (思い切り炭治郎に石を弾き飛ばす)
炭治郎「はぶぇ」
無一郎「お館様のお話を遮ったら駄目だよ」
ビキッ(小石にヒビ)
隠「もっ申し訳ございませんお館様、時透様」
蜜璃「無一郎君…やっぱり男の子ね。カッコいいわ(キュン)」
柱合会議にて、風柱の不死川実弥に対しての怒りが収まらず、お館様の話を遮り「一発頭突きをさせろ」と暴れていた炭治郎。
そんな炭治郎に石を指で弾いてぶつけ、注意する無一郎。小石でもすごい衝撃で、炭治郎は失神してしまいます。
それまではボーっとして無関心な様子で、炭治郎の処分に対して熱く議論し合う他の柱たちと比べ、どこか異質な存在であった無一郎のお館様への忠誠心が垣間見えたシーンです。
可愛らしい顔をして、手に持っている石にビキっとヒビが入るほどの怪力…。恋柱の甘露寺蜜璃も思わずキュンとしてしまっています。一気に気になる存在になりました‼
4位:邪魔になるからさっさと逃げてくれない?
第4位は「刀鍛冶の里編」から、刀鍛冶の少年・小鉄を守ったシーンです。
「刀鍛冶は武器を作るしか脳がない」「人を救える柱と人を救えない刀鍛冶では同じ人間でも時間の価値が違う」と、冷徹な言葉を言い放っていた無一郎でしたが、身を挺して非戦闘員を守るという、柱としての責任感や使命感を十分に持っていることがわかり、若くても柱として相応しい人物であることを感じるシーンです。
無一郎「ここで足を止める理由はない。里全体が襲われているならまず里長。技術や能力の高い者を優先して守らなければ」
炭治郎「人のためにすることは、巡り巡って自分のために」
鬼に吹き飛ばされる小鉄
無一郎「邪魔になるからさっさと逃げてくれない?」
無一郎は非常に合理的な考えを持っており、鬼の襲撃に対して、高い技術を持っている者からと、守る者の優先順位を考え行動しようとしていました。
しかし、脳裏に炭治郎の言葉が浮かび、とっさに小鉄を庇った姿にドキドキしてしまいました。凛々しい表情が素敵ですね。私も守られたい…。
3位:次の柱の所に行っていいよ炭治郎
第3位は柱稽古でのシーンです。
無一郎「炭治郎さっきより速くなってるよ。筋肉の弛緩と緊張の切り替えを滑らかにするんだ。そうそう。そうしたら体力も長く保つから。足腰の動きも連動しててばっちりだね。次の柱の所に行っていいよ炭治郎」
炭治郎「えっもういいの!?」
無一郎「いいよ(ニッコー)」
炭治郎「五日しか経ってないよ」
無一郎「だって炭治郎、言ったことちゃんとできてるもん」
超スパルタな無一郎の稽古に付いていく炭治郎に見せた満面の笑顔!
刀鍛冶の里での共闘を経て、徐々に本来の優しい心を取り戻していった無一郎。この屈託のない笑顔にときめきが止まりません!! 頼む炭治郎そこ代わってくれ。
ちなみにもう稽古を終了したいと懇願する他の隊士たちには「君たちはまだ駄目だよ」とピシャリ。この冷ややかさよ…落差がすごい。
2位:死ぬなら役に立ってから死ね!!
第2位は上弦の鬼・黒死牟との戦いで深手を負いながらも、自分を奮い立たせ決死の覚悟を見せるシーンです。
無一郎「状況が悪すぎる。これだけの傷を負わされては役に立てない。俺は宇髄さんほど体格に恵まれていないから数時間で失血死する」
無一郎「せめて上弦の壱だけでも倒さなければ。まだ生きて戦える人の負担を少しでも減らせ」
無一郎「死ぬなら役に立ってから死ね!!」
黒死牟の攻撃で左腕が切断され刀で磔となった無一郎。自力で抜け出せたものの、深い傷を負っており、冷静に自分に残された時間と状況を分析。生きて戦える仲間の負担を減らすことを考えます。
「死なせない、貴方はまだ両腕で刀を振れる…‼」と、自分の苦しみは一切吐かず、不死川を助けるなど仲間のサポートに回っていきます。
ドライで人と一線を引いていた無一郎が、仲間を信じて奮闘する姿に胸が熱くなりました。
1位:僕は幸せになる為に生まれてきたんだ
第1位は黒死牟との戦いの末、命を落とした無一郎が死後の世界で双子の兄である有一郎と再会したシーンです。
なぜこっちの世界に来た!無駄死にだ!と責める有一郎に、自分の想いをぶつける無一郎が印象的で涙なくしては見られません…。
無一郎「仲間ができて僕は楽しかった。また笑顔になれた。幸せだと思う瞬間が数えきれない程あったよ」
無一郎「それでも駄目なの?僕は何からも逃げなかったし、目を逸らさなかったんだ。仲間の為に命をかけたこと後悔なんてしない」
無一郎「僕は幸せになる為に生まれてきたんだ」
無一郎は幼い頃に両親を亡くし、双子の兄も鬼に殺され記憶を失うという悲しい過去を持っています。
有一郎は鬼に襲撃され息を引き取る間際、無一郎に「お前は自分ではない誰かのために無限の力を出せる選ばれた人間なんだ」という言葉を残しています。
どんな不利な状況になっても諦めずに戦い抜いた無一郎。黒死牟を倒すきっかけを作り、仲間を守った壮絶な最期はまさにこの言葉を体現していました。
「仲間の為に命をかけたこと後悔なんてしない」という言葉に、無一郎の人生が集約されているように思います。人のために自分の力すべてを使える強さと優しさ、かっこよすぎます…‼
まとめ
無一郎のリアコすぎるシーンをランキング形式で5つ紹介しました。
初めは心ここにあらずと言ったような無表情で冷ややかな印象があった無一郎。
炭治郎との出会いや鬼との戦いを通して、徐々に失っていた記憶を取り戻し、優しく明るい性格になっていきました。
ときおり見せてくれる笑顔にときめき、がむしゃらに鬼に立ち向かう姿には胸が熱くなり…。次はどんな表情を見せてくれるんだろうとドキドキが止まりません!!
知れば知るほど惹かれてしまう魅力を持っています。