一般的にリアコの対象になるのは異性であることがほとんどですが、なかには同性に対してリアコになる人もいます。
今回は、同性に対してリアコになった人の悩みと対処法を紹介いたします。
同性に対してのリアコが抱えている悩み
同性に対してリアコになる人はいるのでしょうか。
LGBTQの方もたくさんいるぐらいなので、当然同性にリアコの人はいます。
さらに、恋愛対象は異性なのに同性にリアコという人もいるようです。
まずは同性に対してリアコの人がどんな悩みを抱えているかを見ていきます。
①自分がリアコかどうかわからない
あこがれとして同性を推している人はたくさんいます。
しかし、あこがれとして推しているのか、恋愛感情を抱いているのか自分でもわからなくなり、「推しのことが好き、これってリアコなの?」と悩んでいる人はけっこう多いようです。
同性の推しのことを見たり考えていると、好きすぎて泣きそうになったり、他の異性に嫉妬してしまったり。
自分の気持ちが恋愛感情なのかどうかわからず悩んでしまいます。
②人に言いづらい
LGBTQの理解がたかまっているとはいえ、同性に対してリアコの人が友人に言いやすい状況にまではなっていません。
「人に言ったら変だと思われるかも」
「人に言っても理解されないかも」
「人に言ったら距離をおかれてしまうかも」
と悩んでいる人もいます。
③リアコから抜け出したい
恋愛対象は異性なはずだから、自分が同性にリアコになってしまってるとしたらやばいので抜け出したい、と悩む人もいます。
「このまま推しを見続けていると自分がおかしくなってしまいそう!」と抜け出したくなります。
まずは自分が同性にリアコかどうかを見極めよう
推しが大好きすぎるあまり「ファン」と「推し」という距離感があいまいになったり、同性の推しが好きすぎて、自分の性自認が揺らぎ、不安に苛まれることもあります。
まずは、以下の質問について考え、自分が同性にリアコかどうかを分析してみましょう。
一般の異性に恋心を抱いたことがある?
一般の異性にも恋心を抱いたことがある人は、リアコである可能性が十分あります。
すでに同性が恋愛対象であることを自認していると思います。
自認しているとしたら、恋愛対象が異性の人が異性にリアコになるのとまったく同じです。
一般の異性に恋心を抱いたことがない人は、ただ推しに依存しているだけでリアコではない可能性もあります。
推しから付き合いたいと言われたら付き合う?
推しから付き合いたいと言われたらどうするか想像してみてください。
付き合ったり、結婚したりするイメージがわくでしょうか。
推しと恋愛しているところをイメージしてみて、実際にそうなりたいと強く思うようであればリアコかもしれません。
もし想像してみて、違和感を感じた場合、そのリアコは恋愛感情ではなくあこがれから来ているリアコでしょう。
推しのようになりたい?それとも推しのそばにいたい?
あこがれの対象として同性に推し活をすることはよくあります。
そういう場合は推しのようになりたいと感じ、リアコではなくあこがれの対象と言えるでしょう。
推しのそばにいたいと感じるようであればリアコの可能性があります。ただ、友人や家族が相手でもそばにいたいと感じることはありますよね。
そばにいたいと思うからリアコなんだと思うのではなく、他の質問の結果もふまえ総合的に判断しましょう。
同性にリアコかも?と思ったときの対処法
自分が同性にリアコかどうかを見極められたら対処法が見えてきます。
ここでは、リアコではない場合の対処法と、リアコだった場合の対処法をご紹介します。
リアコではない場合の対処法
リアコではなく、とくに辛いというわけでもない場合は、そのまま推し活を楽しめばいいでしょう。
もし、リアコではないが辛い場合は、あこがれが強すぎたり、依存しすぎている可能性があります。
適度な距離感で推し活をすることをおすすめします。
リアコではない場合でも以下は参考になると思います。
リアコの場合の対処法
リアコの場合、性的指向や性自認が今までと変わる可能性があります。
「今まで好きになる対象は異性だったのに、どうして?」と不安に思う人もいるでしょう。
性的指向や性自認には様々な種類があるため、まずは自分の気持ちを認めてあげることが大切です。
自分の気持ちを認めることができたら、あとは恋愛対象が異性の人が異性にリアコになる人と同じです。
リアコをやめたいと言う方は、以下を参考にしてみてください。
自分の気持ちに素直になって推し活をしていこう
「同性にリアコはいけないこと」と思ったり、「リアコはこうであるべき」と凝り固まった考えで自分の感情を押し込めてしまっては、推し活の楽しさも半減してしまいます。
また、推しが好きすぎるあまり、悩んでいる人もあなただけではありません。
まずは、自分の気持ちに素直になりましょう。
異性も同性も楽しく推せることを願っています。